終末期リハ概要・用語集

●終末期リハビリテーションの概要

大田仁史氏は思想として「終末期リハビリテーション」と言葉を作り,リハビリテーションの技術や手法を提案しました.その後,「介護期リハビリテーション」を加えることで,「終末期リハビリテーション」を再定義しましたが,「時代に先んじて定義は変えるものだ」と当研究会に再々定義を提案され,研究会として2018年に初めて「終末期リハビリテーション」の定義しました.

2020年になり「終末期リハビリテーション」の定義および手法を見直すこととなり,1年以上にわたり議論を重ね2021年8月に構造化しできあがったのが「終末期リハビリテーションの概要」です.

これからも「終末期リハビリテーション」に関わる方々のご意見を伺い,実践例を増やしながら時代を見据え,必要があればさらに定義の改変を行いたいと考えています.

終末期リハ概要2021年 完成版

 

●用語集について

「終末期リハビリテーションの概要」の議論過程ででてきた重要語を調べ,解説を加えた「用語解説集」として著すことで多くの人に「終末期リハビリテーション」をより良く理解していただけ,今後の参考にしていただくため「用語解説集」を作成しました.
当研究会は「終末期リハビリテーション」に関わる方々のご意見を伺い,実践例を増やしながら時代を見据え,必要があればさらに定義の改変を行いたいと考えています.
この用語解説集が,終末期リハビリテーションの目的である「豊かなQOLの実現」を行う参考となれば幸いです.

用語解説集2021年 完成版