第8回研究大会

研究会御礼のご挨拶
 

令和3年9月11日(土)の会期で広島県医師会館ホールにおきまして第8回全国介護・終末期リハ・ケア研究大会広島2021を開催させていただきました。あいにく広島県は新型コロナウイルス感染症対策のための緊急事態宣言下という状況ではありましたが、web開催により126名にご参加頂き、大過なく盛会のうちに終了することができました。これもひとえに講師、座長の皆様、ご協賛およびご後援のお力添えのおかげと実行委員一同、感謝申し上げます。 

本研究会は『ええ人生じゃったよ』をテーマに、これを実現するためにはどうすればよいかかを考えるヒントとなるように、一般講演、指定ポスター、パネルディスカションを企画いたしました。

終末期に関して考える時に、情熱物語だけでは解決しません。誰かが手掛けて、システム化して、方法論まで考える必要があると思います。

プログラム構成は、一般演題が6題あり、個人や団体レベルでの様々な取り組みを紹介していただきました。システム化に関しては、地域包括ケアの核となる地域リハビリテーション事業について、千葉・滋賀・京都・兵庫・広島の5県における地域リハビリテーション事業に関するポスターを作製していただきました。残念ながら集合形式での展示と意見交換という思いはかないませんでしたが、web上での閲覧時間を設け、誌上掲載もさせていただきました。そして、最後には各職種のエクスパートにご登壇いただき実際にはどのようにアプローチすればいいかという具体的な内容のパネルディスカッションが行えました。

大会終了後に多くの方々から。「学びが多かった」「時間が短く感じられた」といったお褒めのメールを頂戴き、実行委員一同大変喜んでおります。

「ええ人生じゃったよ」を実現するために、私たち医療介護にかかわる者たちは何ができるのでしょうか。短い時間ではありましたが、終末期についてご参加いただいた皆さんと一緒に考えることが出来たのではないかと思います。 

 

最後に、ご参加いただきました皆様、開催に際して後援や協賛などご協力賜りました各位、そして研究会企画、準備、運営に携わっていただきました実行委員の皆さん、本当にありがとうござました。

皆様のこれからの益々のご活躍とご多幸を祈念してお礼の挨拶とさせていただきます。

 

                                令和3年9月20日

                                第8回全国介護・終末期リハ・ケア研究大会 広島2021

                                            大会長     豊田 章宏

                                            実行委員長   三宅 貴志